地域における森林・林業のポテンシャルについて

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第13回) 地域における森林・林業のポテンシャルについて   私は、大隅森林組合の代表理事組合長の下清水久男と申します。よろしくお願いいたします。私は、東京の大学で農業を学び、地元の鹿屋市役所に就職し36年間、農政一筋で業務に携わってきました。退職後、現在の大隅

山仕事を夢みて流れついた先は島根県の離島だった(その3)

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第13回)  山仕事を夢みて流れついた先は島根県の離島だった(その3) 文責:藤本 淳 意識改革。その為の徹底的な現状把握・情報発信が必要と考えます。 地域課題について生活環境を考えた時に優先順位をつけたとしたら『森林環境』とは果たして何番目に上がってくるのでしょうか。居

「NPO法人おおすみ100年の森」活動報告 R5年1月

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第六回)  「NPO法人おおすみ100年の森」活動報告 R5年1月   大竹野千里 前回、12月までの活動報告(森林認証取得に向けて)を行いました。今回は(市町との連携に向けて)についての報告を行いたいと思います。 南大隅町からの委託による風倒木処理作業請負につ

ドローンやAI活用 デジタル在庫で木材受注生産

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第五回)  ドローンやAI活用 デジタル在庫で木材受注生産    昨年末に、読者に夢を与える明るい話題ということで、新聞社より正月特集記事の取材を受けていた所、仕事始めの1月4日、信濃毎日新聞の朝刊1面に、皆様と一緒に取り組む林業と建築のデータ連携の内容が表題で

木材流通の転換点

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第五回) 木材流通の転換点   文責:文月恵理 2021年、新型コロナウィルスの蔓延による世界的な物流の混乱をきっかけに、ウッドショックと言われる木材の不足・高騰が始まりました。外材の輸入が止まり、影響を受けるのは梁桁が中心のはずが、木材在庫が少なくなっていたタ

森と人の関り・次世代の創造

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第五回)  森と人の関り・次世代の創造 前回のブログ(2022年11月22日「地域共感型のバリューチェーンをつくる」参照)に書きました植樹祭に参加した中学生の男の子から、嬉しい感想のメールをもらいました。 ☆引用 「植樹祭から約一週間。普段の自分の生活と森を照らし合わせて

ウッドデザイン賞2022を受賞して

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第四回) ウッドデザイン賞2022を受賞して    ウッドデザイン賞2022受賞に貢献した加藤研究室の学生、信州大学農学部森林計測・計画学研究室修士1年の唐澤亮君と農学部4年生の光門舞花さんからの報告です。   この度「ドローンtoハウジング〜建築と森

森林価値評価手法の確立

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第四回) 森林価値評価手法の確立   文責:角花菊次郎 昨今、各方面から森林への関心が高まっています。脱炭素社会の実現に貢献できるからという理由で、二酸化炭素を大量に排出する鉄鋼、化学、窯業・土石、石油、電力などの業界から森林の光合成による二酸化炭素吸収・蓄積機

3年ぶりの九州林業経営者協会連絡協議会

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第四回) 3年ぶりの九州林業経営者協会連絡協議会   森田俊彦 3年ぶりの九州林業経営者協会連絡協議会が福岡県農林業総合試験場 資源活用研究センターで開催されました。コロナ禍と組織の高齢化、会員減少等厳しい環境での有志によるひさびさの開催でした。私自身も10数年

地域共感型のバリューチェーンをつくる

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第四回) 地域共感型のバリューチェーンをつくる 令和4年11月8日、一般社団法人JBN全国工務店協会(注1)の15周年記念大会が「変化する時代と共に~地域工務店の「ちから」を未来につなぐ~」というテーマで開かれました。その大会の中で、日本の地域エコノミストである日本総合研