林業のアトツギを生きる①

□ 椎野潤ブログ(芦田拓弘) なぜ家業に戻ったのか―アトツギとしての決断                          株式会社Eco Forest Friendly/株式会社あしだ 代表取締役 芦田 拓弘 私は京都府南丹市で林業を営む家に生まれました。祖父の代から続く、創業60年の林業会社の三

椎野ブログの再開にあたって

椎野塾 堀澤正彦 人間としてこの世に命を授けられた以上はどのように生きるのか。 本当に何も残さず生きるのか。 言葉を残しなさい。 自分がやりたいと思ったことをやり切れないと思ったら、後世に後輩に言葉を残しなさい。 この一節は、江戸末期から昭和を生きた、思想家の内村鑑三が「後世への最大の遺物」として講

2026年頭にあたって 塾頭 本郷浩二

□ 椎野潤ブログ(塾頭 本郷浩二 年頭所感) 皆様、輝かしい新年を迎えられたことをお慶び申し上げます。 今年は、閣議決定計画である森林・林業基本計画の改訂の年になります。急転直下の政局のおかげで、スケジュール的に令和9年度以降の予算要求の基本方針になる骨太の方針の前に閣議決定できるかが厳しくなってし

2026年頭にあたって 塾頭 酒井秀夫

□ 椎野潤ブログ(塾頭 酒井秀夫 年頭所感) 年があらたまって初日を拝むと、今年が無事で過ごせますようにと祈らざるをえません。一昨年の元旦を襲った能登半島地震の復興は、多くの方々が努力されていますが、いまだに道半ばです。 昨年をあらわす漢字は「熊」でした。熊が市街地の建物や施設に侵入したり、人身被害

真樹フォレストが目指す持続可能な森林経営と森の価値創造について

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第25回)  真樹フォレストが目指す持続可能な森林経営と森の価値創造について 真樹フォレスト 佐賀里政則 1. はじめに 私は、長崎に拠点を持つ「ひぐちグループ」の林業部門である真樹フォレスト株式会社の佐賀里(さがり)と申します。この度、森田様(NPO法人おおすみ百年の森

高校留学、地元に還元青森県、台湾に派遣、防災に生かす、ピークの7割に回復、3.5万人

椎野 潤(しいの じゅん)2025年12月(研究報告№156) [巻頭の一言] 高校生が海外留学で課題解決力を磨いています。留学した高校生は2023年度で3万4千485人です。ピークの7割強ですが、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ2021年度の11倍超になりました。青森県は地域課題の解決策を学ぶ高校

ふるさと大使、地域振興に役立つ 西川貴教さん音楽祭 100億円効果 全国で3割導入、活用多彩

椎野 潤(しいの じゅん)2025年11月(研究報告№155) [巻頭の一言] 自治体が地元ゆかりの人に委嘱する「ふるさと大使」制度が、地域振興の一助となっています。滋賀県では、大使となった歌手が琵琶湖で音楽祭を開き続け、経済効果が累計100億円を超すとみています。原則無報酬で、自治体の導入率は全国

陸上養殖 海なし県で育つ 岐阜県 トラフグをブランド化 国内販売2030年 1700億円

椎野 潤(しいの じゅん) 2025年10(研究報告№154) [巻頭の一言] 今日は、このテーマのブロクを書きます。でも、今回のブログは、いつもとは、チョットと違っているのです。まず、それを説明いたします。 実は、この論文で書く趣旨と、ほとんど同じ論文を、私が論文執筆を引退し、その後再開した時に、

地方版ハローワーク浸透 希望聞き取り 雇用側とも交渉 全国990ヶ所、島根県は全市町村

椎野 潤(しいの じゅん) 2025年10(研究報告№153) 「巻頭の一言」 自治体が運営する無料の職業紹介所「地方版ハローワーク(注1)」が、群れる働き手を発掘しています。2025年5月時点で、全国に992か所あり、島根県は県と全19市町村が設置しています。地域課題を解決する自治体の政策と連動し

街角のピアノ活気を奏でる 秋田県 来訪者増 交流拠点に 全国724台「戦前生れ」も

椎野 潤(しいの じゅん) 2025年9(研究報告№152) 「巻頭の一言」 公共の場で誰もが演奏できるストリートピアノ(注1)が、街中に活気を与えています。2025年7月時点で全国に724台設置され、イベントの集客や施設のにぎわい作りに一役買っています。太平洋戦争をくぐりぬけた、このピアノも、活躍