□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第47回) 国産材原木も価格・数量先決めに 木村木材工業株式会社 代表取締役 木村 司 国産材原木は出してみないといくらで売れるかがわからない商品です。 以前は原木を製材工場に納入した後に品質を見て値決めをしていました。納入が先、値決めが後の「後決め」です。原木市場に出荷

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□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第47回) 国産材原木も価格・数量先決めに 木村木材工業株式会社 代表取締役 木村 司 国産材原木は出してみないといくらで売れるかがわからない商品です。 以前は原木を製材工場に納入した後に品質を見て値決めをしていました。納入が先、値決めが後の「後決め」です。原木市場に出荷
□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第19回) ウッドステーション大型パネル活用 去年の年末、伊佐ホームズ設計施工の物件で、念願のウッドステーション大型パネルを活用することが実現しました。本ブログ「椎野ブログ」の元祖、椎野先生のご紹介で2018年末頃にウッドステーションの大型パネルを知り、その後ウッドステ
□ 椎野潤ブログ(堀澤研究会第4回) 森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて「森林の資源倉庫化」 堀澤正彦 「あてにならなかったからだよ」駆け出しのころ、懇意の製材会社の社長に地域産の丸太を使わなかった理由を問うたときのこの返答が前回の原稿を書きながらよみがえり脳裏をめぐっていました。
□ 椎野潤ブログ(金融研究会第19回) 木材先物取引について(4) 文責:角花菊次郎 前回まではわが国において木材先物取引を導入する意義、その必要性について考えてきましたが、今回は導入にあたっての課題について少し考えてみたいと思います。 一言、「木材」を扱うといっても伐採木(timber)、丸太(l
□ 椎野潤ブログ(塾頭 酒井秀夫 年頭所感) 元旦の光は希望に満ちています。しかし、昨年は大変な年明けでした。能登の方々にはあらためてお見舞い申し上げます。 今年は昭和100年にあたりますが、関東大震災からは102年になります。この間、第2次世界大戦も経験しました。防災庁の創設が検討されてはいますが
□ 椎野潤ブログ(塾頭 本郷浩二 年頭所感) 私が森林・林業関係の仕事をし始めて42年になりますが、この間、今ほど、日本の産業界・経済界が森林の整備・保全や木材の利用に関心を高めたことはなかったように思います。 その42年の間には、リゾート開発の波でゴルフ場やスキー場、別荘への森林の開発に一斉に目が
□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第19回) 大隅地域の林業における課題 おおすみ100年の森副理事 大隅森林組合 下清水久男 組合長 大隅地域では、15年程前から主伐が進んでいる。その為、木材生産や再造林及び下刈が県内でも抜きんでている。一時は苗木不足もあったが、今は解消されつつある。再造林については、
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第46回) 国産無垢材は断熱等級6以上に対応できるか 木村木材工業株式会社 代表取締役 木村 司 11月29日に国土交通省・環境省から発表された「子育てグリーン住宅支援事業」の中で、断熱等性能等級6(以下、『断熱等級6』と略します)以上を要件とした「GX志向型住宅」が補助
□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第18回) 日本人らしく木を使うことを考える 竹中工務店の大工道具館を訪問したことがある方は多いと思います。風景に調和する意匠造形の建築物、また木材の表現美しさは素晴らしく、学ぶべきところが多くあります。そしてやはりこの大工道具館の見どころは大工道具の展示で、その種類の多
□ 椎野潤ブログ(堀澤研究会第3回) 森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて「山側の情報活用」 堀澤正彦 昨今、住宅着工件数の落ち込みが話題に上がっています。製材業者も影響を受けているのは言うまでもありません。九州地方のとある森林組合が製材事業を停止したとのニュースも耳にしました。半面