「大隅の森の恵を活かす理念とビジネス」講演会

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第18回) 「大隅の森の恵を活かす理念とビジネス」講演会 おおすみ100年の森理事長 大竹野千里 “大隅の森の恵を活かす理念とビジネス”と題しまして、NPO主催の講演会を11月8日に行いました。 柳沢林業代表取締役、原薫氏を講師に御招きし、受講者には森山衆議院議員始め、地

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第45回) 過剰の後には不足が来る 木村木材工業株式会社 代表取締役 木村 司 今年に入ってから、輸入材の在庫が増えています。東京港の製材品在庫は 北米材、欧州材、ロシア材の合計で12万m3を超えていて、特に欧州材の在庫の多さが目立ちます。(添付グラフ「『東京港製材品在庫

サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2024

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第17回)  サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2024 2024年10月27日(日)、「サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2024」を開催いたしました。同イベント事務局(一般社団法人ウッドデザイン協会、伊佐ホームズ株式会社)主催で、お施主様、ご関係者をはじめとし

森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて「山長グループの精神性に触れて」

□ 椎野潤ブログ(堀澤研究会第1回)  森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて「山長グループの精神性に触れて」 堀澤正彦 過日、モック㈱の大型パネル工場を訪ねました。私一人のため(結果的には2人になりましたが・・・)に時間を割いてくださったスタッフの皆さんに感謝です。 まず、月並みな感想

木材先物取引について(2)

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第17回) 木材先物取引について(2) 文責:角花菊次郎 3年前、需給ギャップに起因するウッドショックの衝撃。品薄と価格高騰。ウッドショックは新型コロナウイルスによるもの以前にも2回のショックがあったとされています。1回目は90年代にアメリカのフクロウ保護を目的とした伐採

木材運送業の林道整備効果

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第17回) 木材運送業の林道整備効果 おおすみ100年の森 副会長 岡本孝志 おおすみ100年の森(有限会社おおのがら林業)の岡本と申します。私の住んでいる所は、窓開けても隣の屋根は全く見えず、清涼な川と山が広がり川を流れる水の音と小鳥のさえずりが聞こえるだけの広大な山麓

杉2x4材は国産材の救世主になれるか?

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第44回) 杉2x4材は国産材の救世主になれるか? 木村木材工業株式会社 代表取締役 木村 司 今年に入って「木材の売れ行きが特に悪い。冷え込んでいる」という話を私の周囲でよく聞きます。新築住宅着工が減り続けているだけではなく、製材工場も、プレカット工場も過去に例がないほ

新しい物流施設のデザイン・在り方に学ぶ

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第16回) 新しい物流施設のデザイン・在り方に学ぶ 伊佐ホームズ株式会社の家づくりのご縁から注目させていただいている日本GLP株式会社が9月20日、大規模多機能型物流施設である「GLP ALFALINK 相模原」が世界三大デザイン賞の一つであるアメリカのインダストリアル・

森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて「吉野林業があるじゃないか!」

□ 椎野潤ブログ(堀澤研究会第1回)  森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて「吉野林業があるじゃないか!」 堀澤正彦 椎野ブログ筆者の一員に復活して7回の連載を終えました。ところが、思いがけず定期投稿筆者の一人としてしばらく書き続けることになりました。ブログ運営の基盤である椎野塾の不登

木材先物取引について(1)

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第16回)  木材先物取引について(1) 文責:角花菊次郎 木材価格の乱高下に左右される経営から脱することはできないか、おそらく木材業界全体がこの問題を解決したいと願っているはずです。 2021年から始まった第三次ウッドショックでは世界的な木材価格の高騰や海上輸送のひっ迫