2026年頭にあたって 塾頭 本郷浩二

□ 椎野潤ブログ(塾頭 本郷浩二 年頭所感) 皆様、輝かしい新年を迎えられたことをお慶び申し上げます。 今年は、閣議決定計画である森林・林業基本計画の改訂の年になります。急転直下の政局のおかげで、スケジュール的に令和9年度以降の予算要求の基本方針になる骨太の方針の前に閣議決定できるかが厳しくなってし

2026年頭にあたって 塾頭 酒井秀夫

□ 椎野潤ブログ(塾頭 酒井秀夫 年頭所感) 年があらたまって初日を拝むと、今年が無事で過ごせますようにと祈らざるをえません。一昨年の元旦を襲った能登半島地震の復興は、多くの方々が努力されていますが、いまだに道半ばです。 昨年をあらわす漢字は「熊」でした。熊が市街地の建物や施設に侵入したり、人身被害

真樹フォレストが目指す持続可能な森林経営と森の価値創造について

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第25回)  真樹フォレストが目指す持続可能な森林経営と森の価値創造について 真樹フォレスト 佐賀里政則 1. はじめに 私は、長崎に拠点を持つ「ひぐちグループ」の林業部門である真樹フォレスト株式会社の佐賀里(さがり)と申します。この度、森田様(NPO法人おおすみ百年の森

高校留学、地元に還元青森県、台湾に派遣、防災に生かす、ピークの7割に回復、3.5万人

椎野 潤(しいの じゅん)2025年12月(研究報告№156) [巻頭の一言] 高校生が海外留学で課題解決力を磨いています。留学した高校生は2023年度で3万4千485人です。ピークの7割強ですが、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ2021年度の11倍超になりました。青森県は地域課題の解決策を学ぶ高校

ふるさと大使、地域振興に役立つ 西川貴教さん音楽祭 100億円効果 全国で3割導入、活用多彩

椎野 潤(しいの じゅん)2025年11月(研究報告№155) [巻頭の一言] 自治体が地元ゆかりの人に委嘱する「ふるさと大使」制度が、地域振興の一助となっています。滋賀県では、大使となった歌手が琵琶湖で音楽祭を開き続け、経済効果が累計100億円を超すとみています。原則無報酬で、自治体の導入率は全国

椎野先生への返信

□ 椎野先生との往復書簡(第2回返信) 椎野先生への返信 酒井秀夫 椎野潤先生 椎野塾ブログへの執筆再開、お慶び申し上げます。 日頃の喧噪から離れて、クルーズ船でゆっくり港めぐりをできたらと想像するだけでもうらやましくなります。2024年の国内寄港回数が2479回もあるとは知りませんでした。仮に乗客

人口減少に対応する地方の姿と国のかたち

□ 椎野先生との往復書簡(第1回返信) 人口減少に対応する地方の姿と国のかたち 本郷浩二 椎野先生、椎野塾ブログへの執筆再開、ありがとうございます。考えたことを書き連ねてみます。 私は、人口減少が日本の国のかたちを変えていくと思っています。 江戸時代前期に人口が急増し、中期から後期にほぼ3000万人

川下から川上へ 山佐林業の“持続可能”を目指した取り組み経過報告

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第24回) 川下から川上へ 山佐林業の“持続可能”を目指した取り組み経過報告 山佐ホールディングス株式会社 代表取締役社長 佐々木 政典 おおすみ 100 年の森に参加しております山佐林業株式会社の佐々木と申します。不勉強により諸先輩方のような情報発信は出来ません。イレギ

地域産業と森林資源の適切で持続可能な関係性(バランス)の構築③

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第53回) 地域産業と森林資源の適切で持続可能な関係性(バランス)の構築③ 合同会社木人舎代表社員 椎葉博紀 地域産業と森林資源の適切で持続可能な関係性の構築に向け、個人や法人の枠組みでは乗り越えるのが難しい社会的制度的課題、それは次の三点です。 1点目。 森林の所有形態

地域産業と森林資源の適切で持続可能な関係性(バランス)の構築②

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第52回) 地域産業と森林資源の適切で持続可能な関係性(バランス)の構築② 合同会社木人舎代表社員 椎葉博紀 日々、地域の森林整備に携わり森林と向き合うとき、再造林されたエリアの確実な植生回復を実際に目にする安心感は格別のものがあります。 一方で、地球規模でみると日本の国