□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第17回) ドローンToハウジングの実践から見えたもの④林業が住宅産業に伍していくために 文責:文月恵理 木島平のカラマツ林をリモートセンシングしたデータを伐採・造材に生かし、住宅の建築にまで繋げた実証実験、その結果を一言で言えば、住宅産業が基準とする品質レベルに、林業側
カテゴリー: 日本再生
ドローンToハウジングの実践から見えたもの③信州カラマツを活かした建築の底力
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第16回) ドローンToハウジングの実践から見えたもの③信州カラマツを活かした建築の底力 文責:文月恵理 2023年5月、カラマツは木島平の山から伐り出され、地域でカラマツを専門に扱う製材工場に運ばれました。カラマツは、乾燥した後も曲がったり反ったりすることが多いとされ、
企業的森林経営について(2)
□ 椎野潤ブログ(金融研究会第15回) 企業的森林経営について(2) 文責:角花菊次郎 前回、「企業的森林経営」とは具体的にどのような経営スタイルなのか、そのポイントとして、企業的森林経営においては適正な原価計算による会計処理・経営成績の把握が大前提であるということを述べました。 今回
2024 年頭にあたって 塾頭 酒井秀夫
□ 椎野潤ブログ (塾頭 酒井秀夫 年頭所感) 年が明け、気持ちも新たに新年をお迎えのことと思います。例年ですと祝辞を述べるべきかもしれませんが、世界では戦争状態を抱えたままの年明けとなり、多くの方が厳しい状況にさらされていると思うと他人事ではないような気がいたします。旧年中はこのブログで毎回、他で
恒久仕様の木造モバイル建築とは(その4) ~ モバイル建築の地産地消化と希望の林業への取り組み ~
□ 椎野潤ブログ(長坂研究会) 恒久仕様の木造モバイル建築とは(その4) ~ モバイル建築の地産地消化と希望の林業への取り組み ~ 一般社団法人日本モバイル建築協会 代表理事 長坂俊成 日本モバイル建築協会は、全国の森林とつながる恒久仕様の木造モバイル建築の開発と普及に取り組んでいる
地域における森林・林業のポテンシャルについて
□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第13回) 地域における森林・林業のポテンシャルについて 私は、大隅森林組合の代表理事組合長の下清水久男と申します。よろしくお願いいたします。私は、東京の大学で農業を学び、地元の鹿屋市役所に就職し36年間、農政一筋で業務に携わってきました。退職後、現在の大隅
恒久仕様の木造モバイル建築とは(その3) ~ 公民連携によるモバイル型応急住宅の社会的備蓄 ~
□ 椎野潤ブログ(長坂研究会) 恒久仕様の木造モバイル建築とは(その3) ~ 公民連携によるモバイル型応急住宅の社会的備蓄 ~ 一般社団法人日本モバイル建築協会 代表理事 長坂俊成 1.モバイル建築の大型パネル化と国産材を利用した地産地消化 国内で普及しつつある木造モバイル建築には主
森林管理の副収入
□ 椎野潤ブログ(金融研究会第12回) 森林管理の副収入 文責:角花菊次郎 流行り言葉。思い返せばバブル崩壊後の1990年代あたりから経済、社会、環境分野で3文字アルファベットやカタカナ言葉が流行り出しました。 経済価値至上主義が数々の弊害を生んだ反省からでしょう、企業分野では、CSR
書籍「コスパ病」に学ぶ
□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第12回) 書籍「コスパ病」に学ぶ 私の学びの先輩であり、友である小島尚貴さんが執筆された「コスパ病:貿易の現場から見えてきた『無視されてきた事実』」は現代日本経済の病根とその根本的な解決の糸口が見事に表されています。多くの日本人消費者が知らない、また当事者
林業の風景
□ 椎野潤ブログ(金融研究会第11回) 林業の風景 文責:角花菊次郎 蝉が鳴く夏。都市でも少しの立ち木があれば蝉は鳴く。緑の濃い郊外へ出かければ、その合唱は一段と大きく、重奏曲のように蒸し暑い空気を揺らす。森の命を一番感じる瞬間かもしれません。 森は生き物。その営みは普段