3年ぶりの九州林業経営者協会連絡協議会

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第四回) 3年ぶりの九州林業経営者協会連絡協議会   森田俊彦 3年ぶりの九州林業経営者協会連絡協議会が福岡県農林業総合試験場 資源活用研究センターで開催されました。コロナ禍と組織の高齢化、会員減少等厳しい環境での有志によるひさびさの開催でした。私自身も10数年

地域共感型のバリューチェーンをつくる

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第四回) 地域共感型のバリューチェーンをつくる 令和4年11月8日、一般社団法人JBN全国工務店協会(注1)の15周年記念大会が「変化する時代と共に~地域工務店の「ちから」を未来につなぐ~」というテーマで開かれました。その大会の中で、日本の地域エコノミストである日本総合研

森林直販の具体化

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第四回) 森林直販の具体化 文責:文月恵理 森林列島再生論において、私は山の資源情報と建築の部材データを連動させ、中間流通を省いて直接施主に販売する「森林直販」を提唱しました。その具体化に向けたプロジェクトが、信州大学の加藤研究室とウッドステーション株式会社を中心に動き始

上流の森林調査をデジタル連携に生かす

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第三回) 上流の森林調査をデジタル連携に生かす    森林資源の有効活用のためには、上流(森林・林業)と下流(建築)の国産材の情報分断を繋いで、適正に手入れされた人工林が正当な評価を受けて、高く販売する仕組み、サプライチェーンを構築する必要があります。先頃、WO

「市場経済と国産材」

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第三回) 「市場経済と国産材」 文責:角花菊次郎 ウッドショック。世界的な木材需要の拡大と物流の逼迫によってもたらされた木材不足と価格の高騰は、昨年の秋頃を境にピークアウトしつつあるようです。今や輸入材の調達に支障はなく、在庫増で荷動きが停滞気味と聞きます。木材はコモディ