□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第17回) 木材運送業の林道整備効果 おおすみ100年の森 副会長 岡本孝志 おおすみ100年の森(有限会社おおのがら林業)の岡本と申します。私の住んでいる所は、窓開けても隣の屋根は全く見えず、清涼な川と山が広がり川を流れる水の音と小鳥のさえずりが聞こえるだけの広大な山麓
カテゴリー: 山村振興
杉2x4材は国産材の救世主になれるか?
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第44回) 杉2x4材は国産材の救世主になれるか? 木村木材工業株式会社 代表取締役 木村 司 今年に入って「木材の売れ行きが特に悪い。冷え込んでいる」という話を私の周囲でよく聞きます。新築住宅着工が減り続けているだけではなく、製材工場も、プレカット工場も過去に例がないほ
森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて「吉野林業があるじゃないか!」
□ 椎野潤ブログ(堀澤研究会第1回) 森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて「吉野林業があるじゃないか!」 堀澤正彦 椎野ブログ筆者の一員に復活して7回の連載を終えました。ところが、思いがけず定期投稿筆者の一人としてしばらく書き続けることになりました。ブログ運営の基盤である椎野塾の不登
木材先物取引について(1)
□ 椎野潤ブログ(金融研究会第16回) 木材先物取引について(1) 文責:角花菊次郎 木材価格の乱高下に左右される経営から脱することはできないか、おそらく木材業界全体がこの問題を解決したいと願っているはずです。 2021年から始まった第三次ウッドショックでは世界的な木材価格の高騰や海上輸送のひっ迫
NPO法人おおすみ100年の森活動報告(2024年夏)
□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第16回) NPO法人おおすみ100年の森活動報告 おおすみ100年の森代表 大竹野 千里 当法人は、2022年4月に【人の手によって適切に管理された生物多様性のある大隅の森つくり】を目的に発足致しました。2019年度から始まった森林環境譲与税と森林経営管理制度の有効な
再造林が強める林業の社会的包摂力
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第42回) 再造林が強める林業の社会的包摂力 株式会社森林連結経営 文月恵理 再造林、それは林業が苗を植えてから収穫するまでの一つのサイクルを終え、新たな命の循環を歩みだす初期段階だ。日本の多くの地域で、人工林が利用に十分な成長を遂げているのに、木材価格の低迷や再造林の困
森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて⑦森林経営を担う組織へ
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第41回) 森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて⑦森林経営を担う組織へ 北信州森林組合 堀澤正彦 ダラダラと書いてきましたが、とうとう連載の最終回です。タイトルが「森林組合の行方」なのに一言も書いてないだろうと、呆れながらも読み続けてきた方はお怒りではないだ
森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて⑥椎野先生の教え
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第40回) 森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて⑥椎野先生の教え 北信州森林組合 堀澤正彦 椎野先生に会いたい!思いはほどなく実現しました。酒井先生(椎野塾塾頭、東京大学名誉教授)の視察を受けたおりに林業サプライチェーンの夢を話したところ、「椎野先生を連れて
森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて⑤椎野理論との出会い
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第39回) 森林組合の行方―林業サプライチェーンの実現に向けて⑤椎野理論との出会い 北信州森林組合 堀澤正彦 境界明確化により施業地の集約が容易になり、さらに高精度森林資源データを運用することで、年間の工程計画をもとにした「計画生産」が可能になったことを前段までで記しまし
日本人の木の文化を超えて
□ 椎野潤ブログ 塾頭 本郷浩二 「日本人の木の文化を超えて」 日本人は木が好きではない。 これは、ある時期から私が持った反説的疑問というか、木づかいについてがっかりした思いを凝集した課題です。 日本は木の文化が育まれてきた、ということを巷では普通に言われます。西洋が石の文化であることとの対比で使わ