国産材を選べない家づくり

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第七回) 国産材を選べない家づくり   文責:角花菊次郎 国産材をふんだんに使った家に住みたい。そのような理想を思い描く人は多いと思いますが、現実にはコストの壁に阻まれ、国産材の家づくりは高嶺の花となっています。国産材といった木材だけではなく、その他の建材や様々

大学発ベンチャーによるスマート林業の社会実装

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第六回) 大学発ベンチャーによるスマート林業の社会実装    ☆はじめに 加藤研究会を母体にしてスマート林業の社会実装に取り組む大学発ベンチャーについて紹介します。精密林業計測株式会社は2017年に設立された信州大学認定の大学発ベンチャー企業です。森林計測・計画学(加藤)

信州カラマツの家

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第六回) 信州カラマツの家   文責:文月恵理 昨年、ウッドデザイン賞を受賞した「ドローンtoハウジング」構想が、「新しい林業」に向けた経営モデル実証事業の一環として実現しようとしています。長野県の木島平で皆伐が予定されている林分を、信州大学と、そこから発したベ

ドローンやAI活用 デジタル在庫で木材受注生産

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第五回)  ドローンやAI活用 デジタル在庫で木材受注生産    昨年末に、読者に夢を与える明るい話題ということで、新聞社より正月特集記事の取材を受けていた所、仕事始めの1月4日、信濃毎日新聞の朝刊1面に、皆様と一緒に取り組む林業と建築のデータ連携の内容が表題で

木材流通の転換点

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第五回) 木材流通の転換点   文責:文月恵理 2021年、新型コロナウィルスの蔓延による世界的な物流の混乱をきっかけに、ウッドショックと言われる木材の不足・高騰が始まりました。外材の輸入が止まり、影響を受けるのは梁桁が中心のはずが、木材在庫が少なくなっていたタ

ウッドデザイン賞2022を受賞して

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第四回) ウッドデザイン賞2022を受賞して    ウッドデザイン賞2022受賞に貢献した加藤研究室の学生、信州大学農学部森林計測・計画学研究室修士1年の唐澤亮君と農学部4年生の光門舞花さんからの報告です。   この度「ドローンtoハウジング〜建築と森

森林直販の具体化

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第四回) 森林直販の具体化 文責:文月恵理 森林列島再生論において、私は山の資源情報と建築の部材データを連動させ、中間流通を省いて直接施主に販売する「森林直販」を提唱しました。その具体化に向けたプロジェクトが、信州大学の加藤研究室とウッドステーション株式会社を中心に動き始

上流の森林調査をデジタル連携に生かす

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第三回) 上流の森林調査をデジタル連携に生かす    森林資源の有効活用のためには、上流(森林・林業)と下流(建築)の国産材の情報分断を繋いで、適正に手入れされた人工林が正当な評価を受けて、高く販売する仕組み、サプライチェーンを構築する必要があります。先頃、WO

新たな思考とテクノロジーで林業の景色を変える!

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会) 新たな思考とテクノロジーで林業の景色を変える! アバウトな情報で実体を隠すことを良しとしてきた林業生産の現場の変革をすべく、長年培ったリモートセンシング技術による森林情報の高精度デジタルデータベース化に取り組んできました。平成29年から続く「スマート林業コンソーシアム

文月恵理ブログ(2)森林直販へ (その2)(司会)文月恵理 パネリスト 戸高壽生 柳井康彦(佐伯広域森林組合)椎野潤(椎野塾)

(司会)文月恵理 パネリスト 戸高壽生 柳井康彦(佐伯広域森林組合)椎野潤(椎野塾) 2022年6月28日 このブログは、文月恵理さんリーダーの討論ブログの第2弾です。いよいよ、具体的な議論が始まりました。(椎野潤記) 林業再生・山村振興への一言(再開) 2022年6月(№220) □ 椎野潤(新)