□ 椎野潤ブログ(金融研究会第12回) 森林管理の副収入 文責:角花菊次郎 流行り言葉。思い返せばバブル崩壊後の1990年代あたりから経済、社会、環境分野で3文字アルファベットやカタカナ言葉が流行り出しました。 経済価値至上主義が数々の弊害を生んだ反省からでしょう、企業分野では、CSR
カテゴリー: 地域振興・山村振興&林業再生
大隅地域の林産業をモリアゲる講演会
□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第12回) 大隅地域の林産業をモリアゲる講演会 大竹野千里 令和5年7月15日に、鹿屋市森林認証協議会後援のもと講演会を実施致しました。 演者は、『株式会社モリアゲ』代表の長野麻子様。長野さんは、元農林水産省の官僚でありながら、日本の森を元気にすることこそ天
書籍「コスパ病」に学ぶ
□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第12回) 書籍「コスパ病」に学ぶ 私の学びの先輩であり、友である小島尚貴さんが執筆された「コスパ病:貿易の現場から見えてきた『無視されてきた事実』」は現代日本経済の病根とその根本的な解決の糸口が見事に表されています。多くの日本人消費者が知らない、また当事者
山仕事を夢みて流れついた先は島根県の離島だった(その2)
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第12回) 山仕事を夢みて流れついた先は島根県の離島だった(その2) 文責:藤本 淳 前回の語りでは離島地域で森林とどう向き合っているのか、さわりだけでも雰囲気が伝わったかと思います。 現在自分が拠点としている隠岐島前地域(3島3町村で構成:以下『島前』と記します)には
恒久仕様の木造モバイル建築とは(その2) ~ 公民連携によるモバイル型応急住宅の社会的備蓄 ~
□ 椎野潤ブログ(長坂研究会) 恒久仕様の木造モバイル建築とは(その2) ~ 公民連携によるモバイル型応急住宅の社会的備蓄 ~ 一般社団法人日本モバイル建築協会 代表理事 長坂俊成 1 はじめに 一般社団法人日本モバイル建築協会(以下、当協会という。)は、南海トラフ地震や首都直下型大
林業の風景
□ 椎野潤ブログ(金融研究会第11回) 林業の風景 文責:角花菊次郎 蝉が鳴く夏。都市でも少しの立ち木があれば蝉は鳴く。緑の濃い郊外へ出かければ、その合唱は一段と大きく、重奏曲のように蒸し暑い空気を揺らす。森の命を一番感じる瞬間かもしれません。 森は生き物。その営みは普段
地域材を活かす木造住宅
□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第11回) 地域材を活かす木造住宅 黒松正大 おおすみ100年の森の黒松です。 ㈱黒松製材建設を営んでおります。会社名で分かるように、製材から一般木造住宅の建設を請け負っております。建設業務で一般ユーザーのお客様と住宅の打ち合わせをしていて少し驚いたことがあ
山仕事を夢みて流れついた先は島根県の離島だった
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第11回) 山仕事を夢みて流れついた先は島根県の離島だった 文責:藤本 淳 皆様はじめまして。 島根県の北、本土から約60km離れた海上にある隠岐諸島(有人島は4島)のうちのひとつ中ノ島(海士町)に居住しながら、主に森林の管理を担っています隠岐島前森林復興公
サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2023
□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第11回) サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2023 今秋令和5年10月28日(土)、海と山を結ぶ電車で行く森づくり「サザエさん森へ行く植樹ツアーin秩父2023」が開催されることが決定いたしました。主催は「サザエさん森へ行く事務局」で一般社団法人ウ
商いとしての林業
□ 椎野潤ブログ(金融研究会第十回) 商いとしての林業 文責:角花菊次郎 林業を儲かる産業にして、林業で生計を立てたい。ということは、自分の山を使った原木の生産・販売という「商い」をうまく回したいということになります。 さて、商いといえば「三方よし」の精神がその要諦と昔から言われていま