信州カラマツの家

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第六回) 信州カラマツの家   文責:文月恵理 昨年、ウッドデザイン賞を受賞した「ドローンtoハウジング」構想が、「新しい林業」に向けた経営モデル実証事業の一環として実現しようとしています。長野県の木島平で皆伐が予定されている林分を、信州大学と、そこから発したベ

ドローンやAI活用 デジタル在庫で木材受注生産

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第五回)  ドローンやAI活用 デジタル在庫で木材受注生産    昨年末に、読者に夢を与える明るい話題ということで、新聞社より正月特集記事の取材を受けていた所、仕事始めの1月4日、信濃毎日新聞の朝刊1面に、皆様と一緒に取り組む林業と建築のデータ連携の内容が表題で

金融と林業界を巡る年頭所感

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第五回) 金融と林業界を巡る年頭所感   文責:角花菊次郎 あけましておめでとうございます。いよいよ2023年がスタートしました。年頭にあたって何か良いニュースはないかと思い出してみましたが、コロナ禍の収束が見通せない中での全国旅行支援再開、消費者物価の高騰、ロ

「NPO法人おおすみ100年の森」活動報告 R4年12月

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第五回)  「NPO法人おおすみ100年の森」活動報告 R4年12月 大竹野千里 今回は、『おおすみ100年の森』のFSC森林認証、グループ認証取得についての進捗についてご報告いたします。 1.森林認証の視察研修(10月18日〜19日) 球磨村森林組合          

森と人の関り・次世代の創造

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第五回)  森と人の関り・次世代の創造 前回のブログ(2022年11月22日「地域共感型のバリューチェーンをつくる」参照)に書きました植樹祭に参加した中学生の男の子から、嬉しい感想のメールをもらいました。 ☆引用 「植樹祭から約一週間。普段の自分の生活と森を照らし合わせて

ウッドデザイン賞2022を受賞して

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第四回) ウッドデザイン賞2022を受賞して    ウッドデザイン賞2022受賞に貢献した加藤研究室の学生、信州大学農学部森林計測・計画学研究室修士1年の唐澤亮君と農学部4年生の光門舞花さんからの報告です。   この度「ドローンtoハウジング〜建築と森

森林価値評価手法の確立

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第四回) 森林価値評価手法の確立   文責:角花菊次郎 昨今、各方面から森林への関心が高まっています。脱炭素社会の実現に貢献できるからという理由で、二酸化炭素を大量に排出する鉄鋼、化学、窯業・土石、石油、電力などの業界から森林の光合成による二酸化炭素吸収・蓄積機

3年ぶりの九州林業経営者協会連絡協議会

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第四回) 3年ぶりの九州林業経営者協会連絡協議会   森田俊彦 3年ぶりの九州林業経営者協会連絡協議会が福岡県農林業総合試験場 資源活用研究センターで開催されました。コロナ禍と組織の高齢化、会員減少等厳しい環境での有志によるひさびさの開催でした。私自身も10数年

地域共感型のバリューチェーンをつくる

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第四回) 地域共感型のバリューチェーンをつくる 令和4年11月8日、一般社団法人JBN全国工務店協会(注1)の15周年記念大会が「変化する時代と共に~地域工務店の「ちから」を未来につなぐ~」というテーマで開かれました。その大会の中で、日本の地域エコノミストである日本総合研

上流の森林調査をデジタル連携に生かす

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第三回) 上流の森林調査をデジタル連携に生かす    森林資源の有効活用のためには、上流(森林・林業)と下流(建築)の国産材の情報分断を繋いで、適正に手入れされた人工林が正当な評価を受けて、高く販売する仕組み、サプライチェーンを構築する必要があります。先頃、WO