□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第四回) 地域共感型のバリューチェーンをつくる 令和4年11月8日、一般社団法人JBN全国工務店協会(注1)の15周年記念大会が「変化する時代と共に~地域工務店の「ちから」を未来につなぐ~」というテーマで開かれました。その大会の中で、日本の地域エコノミストである日本総合研
投稿者: shinrinrenketsu
森林直販の具体化
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第四回) 森林直販の具体化 文責:文月恵理 森林列島再生論において、私は山の資源情報と建築の部材データを連動させ、中間流通を省いて直接施主に販売する「森林直販」を提唱しました。その具体化に向けたプロジェクトが、信州大学の加藤研究室とウッドステーション株式会社を中心に動き始
上流の森林調査をデジタル連携に生かす
□ 椎野潤ブログ(加藤研究会第三回) 上流の森林調査をデジタル連携に生かす 森林資源の有効活用のためには、上流(森林・林業)と下流(建築)の国産材の情報分断を繋いで、適正に手入れされた人工林が正当な評価を受けて、高く販売する仕組み、サプライチェーンを構築する必要があります。先頃、WO
「市場経済と国産材」
□ 椎野潤ブログ(金融研究会第三回) 「市場経済と国産材」 文責:角花菊次郎 ウッドショック。世界的な木材需要の拡大と物流の逼迫によってもたらされた木材不足と価格の高騰は、昨年の秋頃を境にピークアウトしつつあるようです。今や輸入材の調達に支障はなく、在庫増で荷動きが停滞気味と聞きます。木材はコモディ
増えていく林地
□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第三回) 増えていく林地 森田俊彦 耕作放棄地解消と移住者農業従事者を増やそうと日夜努力しているところですが、大隅地域の各市町村に耕作放棄地のデータを求めてみると、各市町村統一した調査管理体制ではないのですが、耕作放棄地が減ったり増えたりしております。単純に考えると農業従
森林管理の担い手
□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第三回) 森林管理の担い手 文責:文月恵理 2022年10月8日~9日、岡山県の西粟倉村で「フォレスターギャザリング2022」が開催されました。この集いは「日本型フォレスターの相互交流のためのプラットフォーム」で、2015年から毎年、場所を変えて実施されています。(202
情報共有による地域発展を目指して
□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会) 情報共有による地域発展を目指して 2022年9月29日の日本経済新聞(参考資料1)に「城崎温泉復活へ 宿泊データ共有」という記事がありました。 ☆引用 「温泉地が生き残りをかけて、『虎の子』ともいえる宿泊データを地域内で共有し始めた。城崎温泉(兵庫県豊
主伐地の地域性とビジネスの創意工夫
□ 椎野潤ブログ(加藤研究会) 主伐地の地域性とビジネスの創意工夫 国内の林業動向と地域の林業現場の違いを認識した直近の話題です。読者のみなさんの地域では如何でしょうか? 森林資源が利用期を迎える中、ウッドショックで国産材の利用ニーズが強まる中で木材需要に応えていくために、21年度の国
「NPO法人おおすみ百年の森」活動報告
□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第二回) 「NPO法人おおすみ百年の森」活動報告 「NPO法人おおすみ100年の森」活動報告を大竹野会長よりいたします。 当法人は、2022年4月に【人の手によって適切に管理された生物多様性のある大隅の森つくり】を目的に発足致しました。2019年度から始まった森林環境譲与
生産者と消費者
□ 椎野潤ブログ(金融研究会第二回) 生産者と消費者 文責:角花菊次郎 生産者と消費者。どちらの立場が強いのか。 経済のグローバル化、高度消費社会という文脈からすると購買という経済行為の最終ジャッジを行う消費者は市場への影響力が極めて強そうに思われます。しかし、情報の非対称性と呼ばれる生産者と消費者