恒久仕様の木造モバイル建築とは(その4) ~ モバイル建築の地産地消化と希望の林業への取り組み ~

□ 椎野潤ブログ(長坂研究会)  恒久仕様の木造モバイル建築とは(その4) ~ モバイル建築の地産地消化と希望の林業への取り組み ~   一般社団法人日本モバイル建築協会 代表理事 長坂俊成 日本モバイル建築協会は、全国の森林とつながる恒久仕様の木造モバイル建築の開発と普及に取り組んでいる

地域における森林・林業のポテンシャルについて

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会第13回) 地域における森林・林業のポテンシャルについて   私は、大隅森林組合の代表理事組合長の下清水久男と申します。よろしくお願いいたします。私は、東京の大学で農業を学び、地元の鹿屋市役所に就職し36年間、農政一筋で業務に携わってきました。退職後、現在の大隅

恒久仕様の木造モバイル建築とは(その3) ~ 公民連携によるモバイル型応急住宅の社会的備蓄 ~

□ 椎野潤ブログ(長坂研究会)  恒久仕様の木造モバイル建築とは(その3) ~ 公民連携によるモバイル型応急住宅の社会的備蓄 ~   一般社団法人日本モバイル建築協会 代表理事 長坂俊成 1.モバイル建築の大型パネル化と国産材を利用した地産地消化 国内で普及しつつある木造モバイル建築には主

森林管理の副収入

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第12回) 森林管理の副収入   文責:角花菊次郎 流行り言葉。思い返せばバブル崩壊後の1990年代あたりから経済、社会、環境分野で3文字アルファベットやカタカナ言葉が流行り出しました。 経済価値至上主義が数々の弊害を生んだ反省からでしょう、企業分野では、CSR

書籍「コスパ病」に学ぶ

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第12回) 書籍「コスパ病」に学ぶ   私の学びの先輩であり、友である小島尚貴さんが執筆された「コスパ病:貿易の現場から見えてきた『無視されてきた事実』」は現代日本経済の病根とその根本的な解決の糸口が見事に表されています。多くの日本人消費者が知らない、また当事者

林業の風景

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第11回) 林業の風景   文責:角花菊次郎   蝉が鳴く夏。都市でも少しの立ち木があれば蝉は鳴く。緑の濃い郊外へ出かければ、その合唱は一段と大きく、重奏曲のように蒸し暑い空気を揺らす。森の命を一番感じる瞬間かもしれません。 森は生き物。その営みは普段

サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2023

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第11回)  サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2023   今秋令和5年10月28日(土)、海と山を結ぶ電車で行く森づくり「サザエさん森へ行く植樹ツアーin秩父2023」が開催されることが決定いたしました。主催は「サザエさん森へ行く事務局」で一般社団法人ウ

コロナ後の世界と林業政策

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第九回) コロナ後の世界と林業政策   文責:角花菊次郎 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に引き下げられるなど、2019年に中国から始まったパンデミックもようやく収束してきたようです。完全な終息はまだ先のことになるのでしょうが、この疫病

儲かる林業の実現

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第六回) 儲かる林業の実現   文責:角花菊次郎 林業は儲からないものなのか。世代を超えて山から生活の糧を得られるように、林業経営で利益を出したい。そのように山林所有者や素材生産事業者は願い、木材資源の自給と国土保全に責任を負う国もそのような林業経営にすべく政策

日本の文化にある植樹

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会第六回) 日本の文化にある植樹   令和7年春に予定されている第七十五回全国植樹祭の開催地が埼玉県秩父に決定しました。埼玉県での開催は66年ぶりとなり天皇皇后両陛下の「お手植え」などが予定されています。当社、伊佐ホームズ、森林パートナーズが軸足を置いている秩父の