山疾走 スカイランニング 日本各地に「きら星」のように輝く山村が散在する国を目指す

山村振興に関する、私の目標は、日本各地に「きら星」のように「輝く山村」を散在させることです。

 

[山村振興] 山疾走 スカイランニング 日本各地に「きら星」のように輝く山村が散在する国を目指す

 

☆前書き

日本の各地に「きら星」のように輝く「山村」が散在する国。これを実現するのが、私の目標です。それには、各地の山村に、「きら星」のようなリーダーがいる必要があります。私は過去に、その「きら星」のようなリーダーのブログを書いています。それは、2019年8月18日のブログです。今日は、これを引用します。

 

☆本文

[引用するブログ] (参考資料1)

 

□椎野潤(続)ブログ(225)山を疾駆 世界の頂きへ スカイランニング 研修医の傍ら 自己と闘う 2019年8月18日

 

「スカイランニング(注1)」という、新語が登場しました。極限まで自然に対峙し、これに挑戦して走り抜くのです。でも、世界では、これは、もう普通の競技なのです。2019年8月4日の日本経済新聞に、これが出ていました。今日は、これを取り上げてブログを書きます。記事は、以下のように、書き出しています。

 

「雪にストック突き刺して急斜面を駆け上がり、下りは岩をつかみながら走る。後続に押されて怒鳴られたりもするがそんな激しい駆け引きも楽しい。『生身の自分の力がぎりぎりまで問われる』のが厳しい自然の中でのレースの醍醐味だ。

標高2千メートル級の山20〜60キロを上り下りしてタイムを競う。国際競技連盟の認定レースの参加者が、年間延べ5万人を数える中、2019年春から、最高峰のワールドシリーズに参戦した。」(2019年8月18日の日本経済新聞から引用)

 

高校まで、陸上競技を続け、旭川医科大学生だった2013年に、スカイランニングほど標高のない山を走るトレイルランニングの大会で3位に入賞しました。2016年から、スカイランニングに挑み、2017年のアジア選手権でトップに立ったのです。補給食を取るタイミング、各地点の到着タイムの目標を決める、緻密なレース運びには、多くの競技関係者が舌を巻いています。

 

2019年春から、山麓にある国立病院機構「信州上田医療センター」(長野県上田市)で、働きはじめました。研修医は、内科や救急科など、様々な分野を経験する期間です。早朝から夜まで多くの患者を診察します。

平日は、研修医の業務に没頭し、週末に走り込んでいます。純粋な休日は、ほとんどないのが現実です。体を癒す時間が足りないのは、確かです。もともと、研修医と競技の両立は、容易でないのは当然なのです。でも、どちらも自分の選んだ道だから、頑張れるのです。

 

山岳の自然は、限りなく厳しいのです。それに、挑戦しつづけるスカイランニングに、傷は絶えないのです。もし、彼女が超人的な二足の草鞋を履いていなかったら、自分でも、想像に絶するほどの成果に恵まれることはなかったでしょう。

「30歳まで、スカイランニングで世界一を目指し、そのあとは、リハビリー科や内科の医師として、アスリートを支え続けたいと思います」と彼女は言っています。「何歳になっても、衰えない、より困難な自然への挑戦をする意欲、それが、後輩のアスリートの最大の支えになるだろ」と、彼女は、言っています。

 

でも、彼女は、どこまでも、走り続けると思います。「日本の未来の「山村」には、各地にきら星のような、このような人がいる社会にしていきたい」と、私は思っています。 (参考資料1。2019.8.4、日経(阿部晃太郎)を参照して記述。「 」内は引用。)

(引用するブログ参考資料1は、ここで終了)

 

☆まとめ

高村貴子さんのワーケーション勤務は「研修医」で、「スカイランニング」は趣味のスポーツでした。でも、ここで山村を、「きら星」のように輝くようにするリーダーの本務は、林業のことが多いのです。林業を少しずつ効率化し、生まれた時間をワーケーションで、山村を「きら星」のように輝かせる活動をしてもらおうとしているからです。ですから、ここでは、ワーケーションの「趣味」は、山村を「きら星」のように輝かせる活動です。

山村を「きら星」のように輝かせるといっても、どのような山村にして輝かせるかは、各地で異なり、著しく多様です。都会に行って、その熱気と明るさを持ってくる人。芸術や芸能に傾倒する人。新産業の導入に励む人。それぞれあって良いのです。結局、どうやって「きら星」のように、輝かせるかです。

 

一方、林業から、「山村」を「きら星のように輝かせる」活動を、本務にするように、命じられた人もいるでしょう。この人の場合は、本務が「きら星のように輝かせる」仕事です。この場合は、ワーケーションの趣味としては、「スカイランニング」などがとても良いのです。高村さんの例では、「スカイランニング」の過酷なトレーニングと、それに挑戦し続ける情熱と意欲が、「 きら星のように輝く」根源になっていました。ですから、なんとしても、「きら星のように輝かせたい」のなら、この体制の方が実現可能性は高いのです。

 

(注1)スカイランニング(Skyrunning):急峻な山岳や超高層ビルを駆け上がる(駆け下る)スピードを競うスポーツ。

 

参考資料

(1)椎野潤(続)ブログ(225)山を疾駆 世界の頂きへ スカイランニング 研修医の傍ら 自己と闘う、2019年8月18日

(2)朝日新聞、2020年4月27日。

 

[付記]2020年7月3日、椎野潤記]

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です