森林直販の具体化

□ 椎野潤ブログ(塩地研究会第四回) 森林直販の具体化 文責:文月恵理 森林列島再生論において、私は山の資源情報と建築の部材データを連動させ、中間流通を省いて直接施主に販売する「森林直販」を提唱しました。その具体化に向けたプロジェクトが、信州大学の加藤研究室とウッドステーション株式会社を中心に動き始

「市場経済と国産材」

□ 椎野潤ブログ(金融研究会第三回) 「市場経済と国産材」 文責:角花菊次郎 ウッドショック。世界的な木材需要の拡大と物流の逼迫によってもたらされた木材不足と価格の高騰は、昨年の秋頃を境にピークアウトしつつあるようです。今や輸入材の調達に支障はなく、在庫増で荷動きが停滞気味と聞きます。木材はコモディ

情報共有による地域発展を目指して

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会)  情報共有による地域発展を目指して   2022年9月29日の日本経済新聞(参考資料1)に「城崎温泉復活へ 宿泊データ共有」という記事がありました。 ☆引用 「温泉地が生き残りをかけて、『虎の子』ともいえる宿泊データを地域内で共有し始めた。城崎温泉(兵庫県豊

主伐地の地域性とビジネスの創意工夫

□ 椎野潤ブログ(加藤研究会) 主伐地の地域性とビジネスの創意工夫   国内の林業動向と地域の林業現場の違いを認識した直近の話題です。読者のみなさんの地域では如何でしょうか? 森林資源が利用期を迎える中、ウッドショックで国産材の利用ニーズが強まる中で木材需要に応えていくために、21年度の国

人口減少と食料安保

□ 椎野潤ブログ(大隅研究会) 人口減少と食料安保 日本全体として、人口減少と高齢化は今後も進行していく状況ですが、都市部に暮らす方々には、差し迫ってピンとこない話ではないでしょうか。地方の特に県庁所在地から離れた、地政学的遠地や、交通インフラの希薄な地域は年々その傾向を肌で感じております。例えば私

需要情報を分析、統計して、売れる商品を生産する流通の重要性 CRM(Customer Relationship Management)

□ 椎野潤ブログ(伊佐研究会)  需要情報を分析、統計して、売れる商品を生産する流通の重要性 CRM(Customer Relationship Management) 先日、兵庫県宍粟市にある木材加工業「株式会社しそうの森の木」をご訪問させて頂きました。「しそうの森の木」は単に木材加工業というだけ

「南九州林業・山村 総討論会」 司会 酒井秀夫、対談 本郷浩二、森田俊彦、小森胤樹、大竹野千里、椎野潤

林業再生・山村振興への一言(再出発)          2022年7月 (№224) □椎野潤(新)ブログ(435)酒井秀夫ブログ「南九州林業・山村 総討論会」 司会 酒井秀夫、討論 本郷浩二、森田俊彦、小森胤樹、大竹野千里、椎野潤 2022年7月12日 [酒井秀夫ブログ] [南九州林業・山村・総討

多くの地域で若年労働者数が増加 県民一人当たりの所得も拡大(その3) 新たな分析の試み

地域での若年労働者数の増加と、その地域での都道府県民一人当たりの所得拡大の関係を分析する、新たな分析表の作成を試みました。   林業再生・山村振興への一言(再開) 2022年1月 (№173) □椎野潤(続)ブログ(384) 地域再生 多くの地域で若年労働者数が増加 その自治体の一人当たり

地域再生 テレワーク移住が地域の暮らしと仕事の質を高める 地域はテレワーク移住者に熱視線 

テレワークで移住してくれる人材は、大都市の大企業の文化・管理・知識・経験を地域に伝えてくれる存在です。この人たちは、地域の宝です。   林業再生・山村振興への一言(再開)   2021年11月 (№155)   □椎野潤(続)ブログ(366)  地域再生 テレワーク移住

「ワークマン女子」 作業服専業から新天地へ進出 女性・若者向けプライベートブランドで急成長 

林業再生・山村振興への一言(再開)   2021年3月(№89)   □ 椎野潤(続)ブログ(300) 「ワークマン女子」 作業服専業から新天地へ進出 女性・若者向けプライベートブランドで急成長  2021年3月26日   ☆前書き 前回のブログでは、「STEM(科学・