2012年頃のこと、日本の各地に「ファブラボ」と呼ばれる、3Dプリンターやレーザー加工機を使った物づくりができる施設が数多く誕生していました。その中でも比較的早く活動を開始した鎌倉の施設に体験に行ったことがきっかけで、レーザー加工機用の板の仕入れと販売に挑戦することになりました。当時、3Dプリン
土佐嶺北の「ばうむ」さんの協力を得た「手作り用もくレース」の思わぬ楽しさ・美しさは、それまで私が苦手としていた、他者を巻き込んで行動する機会を広げてくれました。ばうむさんも、ワークショップ用ならばとこの商品の使用を許可し、卸してくれました。そんな折、私の挑戦を知る知人の紹介で、足立区にある都市農
国産材ビジネスセミナーを通じて知った、高知県の「ばうむ」という会社は、厚さ5ミリほどの集成材をレーザーでレースのように美しくカットした、「もくレース」という商品を製作・販売しています。土佐嶺北杉の柾目を生かし、コースターやフォトフレーム、ティッシュボックスなど、木肌の優しさとレーザー加工時の焼き色が
2010年7月に、「林業女子会@京都」という任意団体が設立されました。京都大学の学生さんが中心となり、林業に従事する人や関心のある人など、女性同士が集まって楽しく情報交換やイベントを行い、ネットワークを広げていこうとする会でした。林業女子会@○○という命名は、他の地域に住む人に、自分達もやろうという
国産材ビジネスセミナーは、この業界における最新事情やキーマンを知ることのできる、効率的な学びの機会でした。しかし、初期に参加していたメンバーは実際に経営者となり、学びではなく実践のステージに上がっていきました。言い訳のできない、情け容赦のないビジネスの世界で生き残っていくためには、いつまでも同じ場所
国産材ビジネスセミナーの合同視察旅行にはこの後2回、参加しました。2016年には、前回お話した地松を扱う業者さんの地元、島根県の岩見・出雲を訪れ、ここでも忘れがたい経験をしました。最も印象に残ったのは「三瓶小豆原埋没林公園」という施設です。建物の地下には、4000年も前の太古の森林を形成していた
国産材ビジネスセミナーの合同視察旅行では、日本全国の林業地を訪れました。多くの経験をしましたが、中でも特に印象深かった事をお話しようと思います。2013年には、飛騨高山を旅しました。ここで知ったのは、飛騨の匠と呼ばれた大工さん達が、その技を全国に広げてきた歴史です。日本の川は、中央の山脈を境に日
国産材ビジネスセミナーでは年に一度、大阪の経営実践研究会のメンバーと合同で、全国の林業地を訪ねる視察旅行がありました。詳しい内容の説明は控えますが、特に印象に残ったことを書いてみたいと思います。2010年には、和歌山の高野山を訪ねました。標高1000メートルの高野山全体がお寺の境内で、百を超える
2010年に始まった国産材ビジネスセミナーは、千代田区の元小学校だった建物を活用した、NPOや社会起業家向けのスペースで開催されていました。ビジネスとして本気で取り組む人に来て欲しいという主催者の思いからか、当時はセミナーが平日に行われており、2011年3月11日金曜日、私は会社を休んで受講して
林業塾でお会いした牧さんの紹介で、2010年にある方が始めた「国産材ビジネスセミナー」という講座に通い始めました。それまで、国産材は儲からないとか、地域特性が強くて閉鎖的、衰退産業といった話を聞いていたので、はっきりと「国産材+ビジネス」を打ち出した講座は新鮮で、早速受講の申し込みをしたのです。