文月ブログ

茨城県境町で社会デザインを学ぶ

昨日までは高知の中山間地域で森の活かし方を探り、今日は茨城の境町で社会デザイン研究のゼミ合宿に参加。前者では地域おこし協力隊が大きな役割を果たしていたが、今日は北関東で、外食産業が公金を活用して人口の少ない場所で飲食店を出店・運営するケースが増えているのを知った。どちらも税金が投入されていて、シュリンクする日本がその状況に適応していくための方策だ。国の借金を背負うことになる若い人達が、その政策の中で現実を改善し、未来を拓くための活動に熱心に取り組む姿には胸が熱くなる。
学生の一人は、事業承継に関する研究の一環で、母校のJAZZクラブの活動が先輩から後輩へ受け継がれる様子を取材し、動画を作成した。高知の本山町でも、先人が作り町を潤す水路や、大阪を支えた地元の木材の歴史など、継承の大事さは若い担い手に強く意識されていたと思う。
若者にとっては、どんな過去も、自分達がここにいることの前提条件だ。是非もなく受け入れ、引き継いでいく、その覚悟が精神の背骨を形作り、向かい風に顔を上げさせている。今からでも、彼らに引き継ぐべき資産を自分の中に発掘し、磨きあげて手渡したいと心から思う。

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