文月ブログ

私が見つけたもの

それは森と深くつながる方法。
松の実生に心惹かれた幼少期、天城山に降った雨が流れる狩野川のほとりに佇んだ少女時代、私はずっと森に帰りたかった。
でもその道が見つからない。
箱根でのパークボランティアに、チェーンソーを握るきこり入門、森林系の団体での活動、どれも何かが違うと感じた。
そして去年、私はやっと、森に続く確かな道を見つけたと思う。
地域の木材で家を作ること、それは地域に続いていく人の暮らしを作ること。それを可能にする技術を持つ人と、山を守る人達をつなげればいい。
18年前、私を森に誘った最初の扉は安房鴨川での家づくり体験塾、差し金の使い方を学び、オスメスの仕口を刻み、寒風の中で屋根の野地板を打ち付けた。森を巡ってさ迷った日々の答えは、最初の出会いにあったのだと改めて思う。
容易には人を寄せ付けない森に、私がいつか帰っていくために、強く深いつながりを持てる自分の居場所を、少しずつ広げていこうと思う。

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